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ワクチン未接種を理由に警察が被害届の受け付け拒否

アチェ州バンダ・アチェ県で、性的暴行の被害届を提出するために弁護士とバンダ・アチェ県警察署を訪れた女子大生(19)が、新型コロナウイルスのワクチン未接種を理由に警察から被害届の受け取り拒否をされていたことが10月18日明らかになった。

女子大生は持病があるためワクチンが接種できず、医師の証明書もあると訴えたが、バンダ・アチェ県警察は、警察官を含む関係者や来署者には、ワクチン接種証明書や政府公認アプリ「プドゥリリンドゥンギ」の掲示を徹底させているとの返答だった。

弁護士は「被害者が心身ともに悪影響を受ける重犯罪であり、運転免許証の書き換えとは全く違う」と警察の対応に抗議し、アチェ州警察へ相談。その後、アチェ州警察が被害届を受理し、現場検証などの捜査を進めている。