ニュージーランドは、ワクチンを複数国で共同購入し公平に分配するための国際的な枠組みである「COVAXファシリティ)により、インドネシアに対し英アストラゼネカ製新型コロナウイルスワクチンの提供を行った。10月25日に、68万4400回分がインドネシアに到着した。
ニュージーランドからワクチンの提供を受けるのは今回が初めてだという。ニュージーランドは数カ月前にインドネシアにおいてコロナ患者数が急増した際には、人工呼吸器や迅速検査キットなどを提供したこともある。ケビン・バーネット・ニュージーランド大使は、今後も継続してインドネシアにおけるコロナとの戦いを支援すると述べている。
ルトノ・マルスディ外務大臣によると、これによりインドネシアが入手したコロナワクチンの総数は2億9200万回分に達した。