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PCR検査費用30万ルピアに値下げ 大統領が要請

(c) TheJakartaPost

ジョコ・ウィドド大統領は、年末年始の休暇を前に、人流の増加によるコロナウイルス感染症の新たな感染爆発を抑制するため、現在50万ルピア程かかるPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)検査の費用を30万ルピアにするよう指示を出した。現在は航空機を利用する場合にPCR検査を義務化しているが、今後は、陸路や海路を利用しての移動にもPCR検査を義務付ける方針。

ジャワ島とバリ島におけるコロナ対策を統括するルフット・パンジャイタン海事・投資担当調整相は、年末年始には2000万人が移動すると見込まれ、昨年は年末年始休暇の後にインドネシアで初めての感染爆発が起こったことから「過ちを二度と繰り返さないようにする」と述べた。

政府は、費用が安い迅速抗原検査よりも検査精度がより高いPCR検査を義務化することで感染拡大に歯止めをかけようとしている。