与党連合に参加する国会第4党のナスデム党は11日、2024年のインドネシア大統領選に向けた党指導者選出調整に入る準備があると発表した。スルヤ・パロ党首が、南ジャカルタの政党本部で開かれた「ナスデム党設立10周年」の祝賀式典で明らかにした。
スルヤ氏は「憲法が大統領の任期を2期と制限しなければ、ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領を3期目に向けて支えていきたい。しかし、現法通り任期満了となる場合、党内から候補者を選考する方針だ」と述べた。ただし、具体的な人物の名前は言及しなかった。
祝賀式典は「政治体制回復の10年」とテーマを掲げ、保健プロトコルを順守して開催され、ジョコウィ大統領らも出席した。