国内インターネット通販最大手トコペディア(Tokopedia)の最高経営責任者(CEO)であるウィリアム・タヌウィジャヤ氏が、フォーチュン・インドネシアにより2021年のビジネスパーソン・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。
米フォーチュン誌と同じ選出方法により、20人のインドネシアの実業家が候補として選出され、昨年から今年にかけての会社の業績、経営戦略を変革する指導力、企業統治の優秀さなどの項目で採点が行われた。
タヌウィジャヤ氏は北スマトラ州の出身で、ジャカルタの大学に進学した。大学2年の時に父親が病死したため、生活費を稼ぐためにネットカフェでバイトを始め、元々インターネットに興味があったことから、友人と共に2009年にトコペディアを創業した。トコペディアは成長を続け、今年5月にはオンライン配車・配送サービス大手ゴジェックと合併している。