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オミクロン株警戒でアフリカからの入国制限

(c) Kabar24

インドネシアの入国管理総局は、新型コロナウイルスの新変異株「B.1.1.529(オミクロン株)」への対処として、11月29日よりアフリカの一部の国からの入国を制限すると発表した。

対象国は、南アフリカ、ボツワナ、ナミビア、ジンバブエ、レソト、モザンビーク、エスワティニ、ナイジェリアで、過去14日間にこれらの国への滞在歴がある外国人の入国を制限する。また対象国の人々への訪問ビザおよびビザ発給許可証(VTT)の発行を一時的に停止する。

WHO(世界保健機関)は26日、南アフリカで最初に確認された新変異株「B.1.1.52」をオミクロン株と命名し、デルタ株などと同様の警戒レベルである「懸念される変異株(VOC)」に分類した。オミクロン株には32ヵ所もの変異があり、これまでの変異株と比べて再感染のリスクが高い。南アフリカのハウテン州では、過去3週間で陽性率が1%から30%へ急増したという。