中央ジャカルタのスディルマン通りで3日午後12時頃、首都圏専用の公共バス「トランスジャカルタ」が分離帯に突っ込む事故が発生した。警察によると、事故の原因は運転手の不注意によるものだという。この事故による死者はいなかったが、衝突した際の衝撃で車両の前方が大破した。
またこの事故の前日午後1時頃にトランスジャカルタのバスが東ジャカルタ区チリリタンのマジェン・ストヨ通りの交差点にある交番に激突する事故があり、この事故で軽傷を負った警備職員が病院へ搬送された。
これらの事故を受けトランスジャカルタのM・ヤナ・アディティヤ社長は4日、すべての運転手に時速50キロ以下で走行することを義務付け、事故の再発防止を図ると声明を出した。