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インドネシアの自転車ブランド「TABIBITHO(旅人)」が日本上陸

昨年の東京オリンピックの自転車競技で、インドネシアの自転車メーカーが作った自転車がフランス代表とラトビア代表によって使用されていた。このほど、同メーカーのもうひとつの自転車ブランド「TABIBITHO」が、日本に初上陸した。

インドネシアを代表する自転車メーカー、インドネシア・バイク・ワークスは、高機能製品の製造に情熱を注ぎ、アクティブな生活と自然への感謝の気持ちを人々にもたらすことをミッションに掲げ、「TABIBITHO」と「Thrill」の2ブランドを展開している。本社は東ジャワ州グレシック県にあり、自転車の国内需要に対応するために2012年に設立された。

日本語の「旅人」から名付けられたブランド「TABIBITHO」は、マウンテンバイクから日常使いのCTBタイプ、折りたたみ自転車まで幅広くラインナップしている。日本には20インチ、451ホイールの折りたたみ自転車、カタパルトシリーズが2022年1月に上陸した。

東京オリンピックの自転車競技では、女子BMXレーシングに出場したフランス代表のアクセル選手とラトビア代表のヴィネタ選手のふたりが、「Thrill」のHavoc XLシリーズを使用した。アクセル選手は決勝戦まで進み7位、ヴィネタ選手は準々決勝敗退という結果で終わったものの、インドネシア・バイク・ワークスのマーケティングプロモーション担当のニタ氏は「インドネシアの製品がオリンピックに出場できたことを誇りに思う」とコメントした。

「Thrill」は競技で使用されたBMXタイプだけでなく、マウンテンバイク、ロードバイク、ハイブリットタイプなどが取り揃えられている。