インドネシアの新興コーヒーチェーン、コピ・クナンガンはこのほど「シリーズC」の資金調達ラウンドで9600万米ドルを調達したと発表した。
同社は今回調達した資金を、新ブランド「Cerita Roti」「Chigo」「Kenangan Manis」に向けて投じる意向だ。これにより、インドネシアでの事業ネットワークを拡大するとともに、海外での展開も加速したいという。
コピ・クナンガンの共同創業者で最高経営責任者(CEO)を務めるエドワード・ティルタナタ氏は「今回の資金調達は非常に喜ばしいものであり、われわれを東南アジア発の有望な外食企業として位置付けるものだ」と強調する。さらに「わが社の5カ年計画では、東南アジア地域での積極的な店舗網の拡大を継続する」と説明している。
コピ・クナンガンは2017年に設立された。現在はインドネシア全土の45都市に600店を超える店舗を有している。