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カプアス・プリマ・コール、鉛地金の試験生産を開始

上場鉱業企業カプアス・プリマ・コールはこのほど、中部カリマンタン州で鉛地金の試験生産を開始したと明らかにした。

カプアス・プリマ・コールは今回、中部カリマンタン州に鉛地金生産向けの製錬所を1500万米ドルを投じて設置した。この拠点では初年度、年間1万2000トンから1万5000トンの鉛地金を生産する見通し。これにより4300万米ドルの売上高を確保できるとみている。カプアス・プリマ・コールの子会社カプアス・プリマ・チトラがこの製錬所を運営する。

カプアス・プリマ・コールは生産した鉛地金を中国に輸出する計画だ。

政府は経済成長を促すため、鉱業の下流部門の整備を進めており、カプアス・プリマ・コールによる鉛地金の生産もこの一環だという。政府はニッケル鉱石の輸出を禁止したほか、2023年6月からはボーキサイトと銅鉱石の輸出も禁じる見込みだ。