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ガルーダ汚職疑惑でライオンエア社長を聴取

最高検察庁は9日、国営ガルーダ・インドネシア航空の航空機リースの汚職疑惑事件に関連して、2人の証人から聴き取りを行った。

証人のひとりは格安航空会社ライオン・エアの社長で、もうひとりは航空整備会社メンテナンス・ファシリティ・エアロ・アジアの2018年内部監査副代表。2人は、ガルーダ航空のエミルシャ元社長在任中に発生した、ATR72-600機のリース価格水増し汚職疑惑に関連して、同社の航空機リースと支払いシステムについて証言を行った。

この汚職疑惑に関しては、昨年11月に調査命令書が発行され調査が進められている。これまでもガルーダ航空の現社長や、格安航空会社シティ・リンクの2012年から2014年までの社長などが証人として調査を受けている。
なおエミルシャ元社長は現在、航空機等製造会社のエアバスおよびロールス・ロイスからの賄賂疑惑で拘束されている。