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ATM作業員が不正引き出し 被害総額24億ルピア

東カリマンタン州警察は2月18日、サマリンダ市などのATM6ヶ所から不正に現金を引き出したとして、ATM修理作業員の男性(29)を逮捕した。

昨年9月に銀行から「ATMが壊されずに現金が奪われている可能性がある」と通報を受け捜査を進めていたところ、1月上旬に撮影された防犯カメラの映像から男性の関与が浮上した。

容疑者の男性は、ATMを保守点検する知識を悪用して犯行を続け、被害総額はおよそ24億ルピアにのぼった。また奪った金でヘリコプターをチャーターしてバリへ旅行するなど、豪遊していたという。男の有罪が確定すれば懲役8年の実刑が科される可能性がある。警察は、今後も詳しい捜査を続ける一方で、模倣犯が出る可能性もあるとして、事件の詳細は伏せると説明している。