国営のチャーター航空会社ペリタ・エア・サービスが、定期便の運航を開始しようとしている。ペリアエアに関しては、国営企業省が昨年10月、財政が悪化している国営ガルーダ・インドネシア航空から一部の国内路線をペリタエアに引き継ぐ計画を明らかにしていた。
同社はスカルノ・ハッタ空港からの定期便運航に向け、4月11日に2機のエアバスA320を受け取った。現在、2機の航空機認証プロセスを進めている。ペリタエアのムハンマド副社長は「チャーター便に特化していた我が社にとって、定期便運航は歴史的なマイルストーンだ」と語った。
国営石油・ガス会社プルタミナの子会社であるペリタエアは、2000年から2005年まで定期便サービスに参入していたが、競争が激しく、その後はチャーター便ビジネスへの集中戦略を取っていた。
プルタミナの報道官によると、親会社は子会社の国内線強化という多角化計画を支持しているという。