インドネシア政府は、全国で実施している新型コロナウィルス対策の活動制限(PPKM)を延長した。実施期間は、10~23日までとし、ジャカルタ特別州のPPKMを「レベル2」に据え置いた。
またジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は9日に開かれた閣僚会議でその期限について言及し、「政府が新型コロナウィルス感染を100%抑制したと確信するまで、PPKMを継続する」と述べた。その理由としてイスラム教の断食明け大祭(レバラン)前後の一日あたりの新規感染者数は500人以下で推移したものの、現在の陽性者は依然として6000人を越えており、今後も引き続き警戒が必要と説明した。
この発言に対してネットユーザーからは、「来年もレバラン帰省ができるよう、政府の方針に従おう」「人間がウィルスを100%コントロールする?新規変異株の発生だけでもパニックになるのに。ありえない」などといった意見が寄せられている。