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謎の急性肝炎 ジャカルタで子ども3人死亡

保健省は2日、先月30日までに原因不明の急性肝炎を発症した子ども3人が死亡したと明らかにした。3人は発熱、黄疸、痙攣、意識喪失などの症状が出た後に急性肝炎を発症し、ジャカルタ特別州内の国立病院に入院していた。

保健省は全国の県・市の保健局に対し、原因不明の急性肝炎に対する警戒を求める回状を公布し、引き続きウイルスのパネル検査を用いた原因の解析を進めている。

世界保健機関(WHO)の1日時点のデータによると、世界20ヵ国の生後1ヵ月から16歳までの子ども228人に同様の症例が報告されている。またWHOは、その他50ヵ国で急性肝炎の疑う症例があり調査中とした。症例の大半は欧米や西太平洋、東南アジアで確認されており、イギリスでは少なくとも100例以上にのぼっている。