インドネシアの入管総局は22日、日本の新型コロナウイルス関連の給付金詐欺の容疑者である谷口光弘容疑者を、日本へ強制送還した。谷口容疑者は早朝に収容されていた入管事務所を出発し、スカルノ・ハッタ空港午前6時35分発の日本航空JL720便に搭乗し、成田空港へ向かった。
インドネシアにおいて、谷口容疑者は有効な居住許可を持っていないとして強制送還となった。日本政府が以前に谷口容疑者のパスポートを取り消していたため。インドネシアの治安と秩序を危険にさらした、または法規制を尊重・遵守しなかったとして法律「2011年第6号75条」の対象にあたる。
谷口容疑者は2020年に投資家向けの暫定居住ビザでインドネシアに入国。最後に所有していた暫定居住許可(ITAS)は、南ジャカルタで発効されたもので、有効期限は2021年4月19日から2023年6月17日までだった。