国営石油ガス会社プルタミナはこのほど、同社の2021年の純利益が20億5000万米ドルとなり、前年同期から95%拡大したと明らかにした。原油価格の高騰が純利益を押し上げたという。
プルタミナの2021年通年の売上高は575億1000万米ドルで、前年から39%増加した。なお、今回の決算は持ち株会社6社とその子会社の利益の合計を表している。
プルタミナは「われわれの上流部門の事業は、インドネシアの国家予算の計算に用いられるインドネシア原油価格(ICP)の急激な上昇により好調な業績を確保した」と説明した。
ただし、燃料費の上昇を受け、2021年の売上原価は前年同期比50.14%増の410億6000万米ドルに膨らんだ。