インドネシアの大物実業家アントニー・サリム氏率いるコングロマリット(複合企業)サリム・グループはこのほど、不動産会社メトロポリタン・ランド(MTLA)の株式を取得した。
サリム・グループは7月28日、グループの資産管理会社インドライフ・ペンションタマを通じてMTLA株を取得した。これにより、サリム・グループのMTLAへの出資比率は5.08%となった。
MTLAをめぐっては、インドネシアのチプトラ・グループが2021年末に株式を取得している。チプトラ・グループ傘下のチプトラ・デベロップメント(CTRA)は2021年11月、子会社のチプトラ・ヌサンタを通じてMTLAの株式15%を取得した。