9月3日よりガソリンの価格が値上げされたことを受け、オンライン配車サービス大手のゴジェックとグラプ・インドネシアはそれぞれに声明を発表した。全面的に政府の決定と現行の法令に従い、必要があれば適正で競争力のある料金設定を行うが、当面は料金据え置きのまま様子をみるとの見解を示した。
オンライン配車サービスの料金は運輸省が決定しており、値上げ策が検討されていたものの無期限で延期されていた。同省のヘンドロ・スギアノ陸運総局長はオンライン配車サービスの料金値上げについて、政府が正式にガソリン価格（値上げ）を決定するのを待っていたことも延期の一因とコメントしている。
オンライン配車アプリの利用が盛んなインドネシアでは、その料金がガソリン価格に伴って値上げされるかどうかが世間の関心事となっている。
