インドネシアの電子商取引(EC)サイト大手ブカラパックはこのほど、英金融機関スタンダード・チャータード銀行と連携し、中小零細企業を対象にデジタル・バンキング・サービス「BukaTabungan」を提供する計画だと明らかにした。
同サービスはスタンダード・チャータードのBaaS(バンキング・アズ・ア・サービス)ソリューションを使い開発されたプラットフォーム。簡単に使うことができ、ブカラパックの約1億1000万人に上る利用者に加え、ブカラパックのエコシステムに組み込まれている約2000万社の企業経営者にとって利便性の高いサービスだという。
BukaTabunganでは利用者は5分以内に口座を開設できるほか、預金する際の事務手数料がかからない。また1カ月に最大20回、送金と現金引き出しが手数料なしで行えるという。