インドネシアのガソリンスタンド事業者Vivoはこのほど、「Revvo 89」ブランドのガソリン(オクタン価89)の価格を1リットル当たり8900ルピア(約0.6米ドル)に引き下げると明らかにした。
今回の値下げにより、Revvo 89はインドネシアで最も安価なガソリンとなった。
一方、インドネシアのエネルギー・鉱物資源省はこれまでに、Vivoに対し、Revvo 89の価格を補助金対象となっているオクタン価(RON)90のガソリン「プルタライト」と同水準になるよう値上げするよう求めたと報じられている。
この報道については確認がとれていないものの、SNSで報道が拡散された上、エコノミストらは政府による企業への価格引き上げ要求は独占禁止法違反になると指摘している。