青く澄んだ海と美しいサンゴ礁に恵まれた東ヌサ・トゥンガラ州のアロール諸島。様々な海の生き物に出会えるこの島はダイバーの楽園として知られている。
アロール島で最も有名なのは、ジュゴンに会えるカボラ湾。ジュゴンに会うにはマリ空港から約1.5kmのマリ・ビーチからボートで海へ。料金は外国人観光客の場合は20万Rp。ジュゴンを見られる確率はかなり高いとのことだが、触れることはできないのでご注意を。
カンゲ島のマリサ村から約1.5時間のワトゥペティビーチ。白い砂浜が広がりインスタ映え間違いなしのセバンジャービーチ。マリ空港から車でわずか10分の場所でありながらココナッツを味わいながら静かに波音を楽しめるマイモルビーチ。運が良ければイルカの群れに会えるリンアルビーチなど、いずれのビーチも格別の美しさ。
またアロールでは自然だけでなく文化と伝統も守られている。アロー県の州都カラバヒから約30分、北中央地区にあるタクパラ村では、アブイ族が電気のない生活を維持している。村人たちは「レゴレゴ」と呼ばれる村に伝わる踊りで観光客を迎えてくれる。
その他、何千もの野生の鹿が生息する「鹿の島」、地域に多く伝わる青銅製の大型の打楽器「モコ」の博物館、アロール島周辺の島を巡るアイランドホッピングもおすすめ。
