続くドル高・ルピア安 生産コスト圧迫を懸念

このところ続いているドル高・ルピア安で、企業の経営者らは生産コストの負担増大を懸念している。

為替相場は10月5日時点で11日連続1ドル=1万5千ルピアを上回った。インドネシア経営者協会(APINDO)のアジブ・ハムダニ政策分析委員長は、ルピア安による生産コスト上昇は特に原材料を輸入に頼っている事業者にとって痛手となり、経常収支悪化を免れないだろうとの見解を示した。原材料を輸入している主な業種として、化学品、化学薬品、電気機器、電子機器、光学製品、自動車、トレーラー、輸送車、薬、金属(ベースメタル)、紙、食品、機械、繊維、ゴム、プラスティック、家具、印刷関連の製造業を挙げた。

一方、輸出志向型企業ではルピア安が前向きにとらえられている。アジブ氏は、国家経済およびインフレ抑止のためには1ドル=1万5千ルピアはひとつの目安で、これを下回ることが望ましいと述べた。