シンガポール食品庁(SFA)は6日、SFAの許可する値を超える量のエチレンオキシドが製品から検出されたため、インドネシアのインスタントラーメンブランド「ミー・セダップ」の2品の回収を実施した。
対象の2品は、ミー・セダップのコリアン・スパイシー・スープ味(賞味期限2023年3月17日)と、コリアン・スパイシー・チキン味(賞味期限2023年5月21日)。
SFAは8月にハーゲンダッツのアイスクリームからエチレンオキシドが検出されたことを受けて、他の食品の含有量を検査していた。その結果、ミー・セダップ2品から基準値を超える量が検出された。これら以外の食品からは検出されなかったという。SFAは今後、エチレンオキシドが混入した原因を調査し、是正するため、輸入業者やインドネシア当局と協力していく。
ミー・セダップのインスタントラーメンに関しては、9月に香港でミー・ゴレン・コリアン・スパイシー・チキン味が市場から回収されていた。