東南アジアで事業展開するフィンテック企業Xenditはこのほど、インドネシアとフィリピンの拠点の従業員の5%を削減したと明らかにした。
Xenditの最高執行責任者(COO)を務めるテッサ・ウィジャヤ氏は「わが社は最良の事業計画を策定しているが、現在のマクロ経済の不安定化により、事業の構造と人員を適正なサイズにする必要を迫られている」と説明した。
Xenditは2016年から決済サービスを提供し、2020年にはフィリピンに進出した。同社は東南アジア諸国での事業拡大を計画しており、マレーシア、タイ、ベトナムでの事業展開も視野に入れている。また2022年5月にはシリーズDの資金調達を実施し、CoatueとInsight Partnersから3億米ドルの資金を獲得している。