国営持ち株会社インドネシア・フィナンシャル・グループ(IFG)傘下のジャムクリンドとアスクリンドは、マイクロクレジット・プログラムの債務不履行に対処するための必要な資金が不足している。これにより、将来の融資保証の提供などができなくなるリスクが高まっているという。
IFGによると、両社のマイクロクレジット・プログラムの債務不履行から請求が膨らみ、両社の貸し手への支払額は2022年上半期(1~6月)に2兆8000億ルピア(約1億8340万米ドル)に達した。さらにこの金額は2022年末までに2倍に達すると試算されている。
ジャムクリンドとアスクリンドが2021年に貸し手に支払った債務不履行に関連する支払いは3兆53000億ルピアだったという。