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ペットの遺棄はなくなるのか?捨て猫保護シェルターの奮闘と希望

ペットとして不動の人気の猫だが、飼い主に見捨てられ遺棄される猫が多いこともまた現実である。そんな猫たちを保護しようと2017年にBimbimさんことWahyu Winono氏が設立した猫の一時避難所「クロウ(CLOW)シェルター」には、設立から4年が過ぎた今、約900匹の猫と80匹の犬が保護されている。

以前から動物保護活動に興味があったというBimbimさん。「数年前に動物保護活動に関わり始めてから、事故に遭い治療を必要としている猫、病気の猫、栄養失調の猫が特に多いことに気がつき、猫の保護に焦点を当てたクロウシェルターの設立を決めました。健康であれば、新しい飼い主を見つけられる可能性も高くなるので」と話す。実際現在シェルターにいる猫の数は900匹だが、これまでに4000匹以上の猫を一時保護している。

クロウシェルターはボゴール、マナドを含む国内8か所にあり、インドネシア全土で支援活動を行っている。ボゴールのシェルターでは350匹の猫が保護され、清潔に保たれた環境で食事、ビタミン、治療を与えられている。1日当たり40kg以上のドライフードを用意し、ビタミンなど健康面のケア、専門的治療は、獣医との特別提携で補っている。猫は誰でも引き取ることができる。里親を希望する人は、訪れてみて。