西ジャワ州ボゴール市当局はこのほど、今年初めに住民4人を死亡させた地滑りが発生したエリアにおいて、3棟の建物を取り壊したと明らかにした。当局によると、取り壊しの影響を受けた60世帯は一定期間、臨時施設で過ごすことになる。
ビマ・アリヤ市長は、建物は無許可で建設されたものであり、特に地滑りが起こりやすい地域で違法な建設が増えるのを防ぐための対策を強化すると述べた。
市のデータによると、ボゴールでは地滑りが発生しやすいとされるエリアに5603世帯が住んでおり、そのうち1203世帯が直ぐに移転が必要だという。市はこの1203世帯に対し、3地域、計4.8ヘクタールの土地を用意し、移転を促進している。