インドネシア政府は14日、日本、イギリス、韓国の3ヵ国とジャカルタMRT開発に関する覚書をそれぞれ締結した。
日本政府とはジャカルタMRT東西線フェーズ1の継続に関する協力覚書(MoC)を、イギリス政府とは鉄道プロジェクト開発に関する意向表明書(LoI)を、韓国政府とはジャカルタMRTフェーズ4にあたるファトマワティ・カンプンランブータン線の開発に関する基本合意書(MoU)を締結した。ブディ運輸相は、覚書の締結はジャカルタMRTシステムをよりクリーンな公共交通機関として整備するための第一歩だとコメントした。
ブディ運輸相によると、首都ジャカルタの公共交通機関の発展は他の国内都市のモデルとなっており、現在はメダンやバンドン、スラバヤ、バリにおいてMRTやLRTの開発を検討しているという。