株式会社物語コーポレーションは14日、日系外食チェーン店の運営を行うインドネシアのアグラパナ・ニアガ・グミラン(ANG)を子会社化すると発表した。発行済み株式の譲受と第三者割当増資により株式65%を取得する見込み。取得価額は未定。
ANGは、インドネシアの事業会社グループであるワルガジャヤグループのプロスペクト・モートル(PM)、兼松株式会社、カネマツ・トレーディング・インドネシアとの合弁会社。同社は大株主であるPMから株式を取得する。
また今後、インドネシアにおける出店立地の確保や食品調達、物流網の構築のために現地の商習慣に精通したパートナーの存在が必要であることから、PMおよび兼松と合弁契約を締結する予定。合弁契約の締結により、相互に補完された関係を構築でき、インドネシアにおけるスピードのある進出を目指す。