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多数のTwitterユーザーが乗り換えている「マストドン」って何?

先月末にイーロン・マスク氏がTwitterを買収し、認証バッジを有料のサブスクリプションサービス「Twitter Blue」に組み込むなどの変更を行って以来、多数のユーザーが代替プラットフォームに乗り換えている。

そんななか新規ユーザーの獲得数を伸ばしているSNSのひとつが「マストドン(Mastodon)」だ。マストドンの創業者・開発者でもあるイゲン・ロチコ最高経営責任者は「マスク氏のTwitter買収以降、約50万人が新規加入した。11月7日時点で月間アクティブユーザー数は100 万人に達した」と報告している。以前は1時間当たり60~80人程度であった新規登録ユーザー数は、現在は1時間当たり数千人単位に上るという。

マストドンは、ロチコ氏率いるドイツの非営利団体「Mastodon gGmbH」により2016年に開発されたソーシャルメディア。アプリとブラウザの両方からアクセスでき、機能もインターフェースもTwitterと類似している。大きな違いは、1投稿当たり500文字まで入力可能なこと、アルゴリズムではなく時系列でフィードがタイムラインに表示されること。そして分散型・オープンソースのソフトウェアなので誰もがサーバーを作成してホストになれること。無料で広告もなく、評判は悪くない。