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一家4人が謎の死 警察が病死と認定

西ジャカルタのカリデレスの民家で11月10日に家族4人の遺体が発見された事件で、ジャカルタ州警察はこのほど、4人の死因は病気であったと結論付けた。現場から、不正行為の要素は見つからなかったため、調査は終了し刑事事件から除外された。

警察によると、まず父親(71)が消化器系の病気のため2022年初め頃に亡くなったとみられるが、家族は埋葬費用がなく遺体をそのままにしていた。

その後、5月に母親(68)が乳がんのため死亡。10月に父親の弟にあたる叔父(68)が心臓発作で死亡した後、娘(42)が呼吸器感染症のため死亡した。叔父は亡くなる前に車を売り、家も売ろうと準備をしていた。また、娘は母親がまだ生きていると信じ込み、遺体と一緒に暮らしていた。最後には、母親がいる寝室の鍵を内側から施錠し、母親と同じ部屋で息を引き取ったとみられている。

警察は、一家が遺体を埋葬しなかった点について、カルト要素を明確に否定した。