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洪水対策の側溝工事終わらず 東ジャカルタ

東ジャカルタ市ドゥレン・サウィット県ポンドック・バンブ郡では、昨年3月に発生した洪水によって一部の集落で計100件以上の家屋が浸水したため、再発防止策として、2022年内の工事完了を目指して洪水対策の側溝建設および排水管接続工事が進められてきた。しかし、現段階で工事の進捗状況が60~65%と遅く、周辺住民らから不満の声が上がっている。

同地の水資源局担当者は、周辺の土壌の性質から土砂崩れの恐れがあり注意深く工事を進める必要があり工期遅延が生じているものの、予定通り2022年中に完成させることを目指していると述べた。

昨年3月の洪水発生時には、浸水の深さが床上浸水の目安である50センチを超えており、何日も雨水が排水されず複数の集落が孤立した。雨水の排水溝が土砂崩れによって塞がってしまったことが原因であったため、雨水を正しく排水する側溝の建設が急がれている。