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ボロブドゥール寺院 政府は入場制限撤廃に慎重

(c) Tempo

サンディアガ・ウノ観光・創造経済大臣は12月17日、現在一般参拝者に対して外側からの拝観のみ許可しているボロブドゥール寺院遺跡について、敷地内から階段で頂上のストゥーパ(仏塔)まで登ることを許可するかどうかについては引き続き慎重に検討する姿勢を示した。

このような入場制限を行っている背景には、同寺院の保全を重視する政府の方針があり、以前はストゥーパへの入場料として75万ルピアのチケットを販売する案も政府内で議論されたが、ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領がこれを却下した。

サンディアガ大臣によると、現在は一日当たりの入場者数を1200人に限定してストゥーパへの入場を許可する案が浮上しており、関係省庁で前向きに議論されている。同大臣は、2023年第2四半期には手ごろなチケット価格でのストゥーパ拝観が再開される可能性が高いとコメントした。