12月25、26日の2日連続で、アチェ州の海岸にロヒンギャ難民を乗せた木造ボートが漂着した。地元当局によると、25日は男性57人、26日は男性83人、女性70人、子供32人がインドネシアに上陸し、合計250人近くが一時的に専用施設で収容される。1ヵ月以上にわたり海上を漂流していた船もあり、病気の人や重度の脱水に陥っている人もいるという。地元の医療従事者により手当を受けている。
アチェ州には11月にもロヒンギャ難民229人を乗せた木造ボートが漂着している。
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)によると、2022年は200人近くのロヒンギャ難民が海上で死亡または行方不明になっている可能性があり、2013年と2014年に900人と700人が死亡または行方不明になって以来、最悪の1年となった。