ジャカルタ特別州の情報通信技術局によると、同州政府が行っている無線LAN(WiFi)による無料インターネット提供プログラム「JAK WiFi」において、予算不足によりWiFiサービスの提供拠点を減らす方向である。
同プログラムは2020年に開始され、一時期は3800か所を超える無料WiFiスポットを設置していた。ライデス局長代行は、予算削減に応じてWiFiスポットも減らさざるを得ないが、各町内会連合体(RW)につき最低1か所のスポットは残す方針だと述べた。2023年の州予算に対し、同局はWiFiスポット3500か所分の運営費用として1740億ルピアを要請していたが、承認されたのは1263か所分の運営費用に相当する560億ルピアのみだった。
新型コロナウイルスの感染拡大により広がったオンライン授業にJAK WiFiを利用して参加する学生の割合は、2022年3月時点で60.9%だった。