政府が12月末に新型コロナ対策の社会活動制限を緩和して以降、ジョコ・ウィドド大統領への支持率が過去最高を記録した。インドネシア世論調査機関(LSI)が明らかにした。
LSIの発表によると、大統領に対する支持率はここ数か月、一貫して上昇しており、2022年9月の62.6%から、2023年初頭には76.2%に達した。2014年の大統領就任以来、LSIの世論調査において最も高い支持率だという。
LSIは支持率が急上昇した理由として、活動制限の解除の他、元警察官幹部が部下を射殺した事件の裁判を通して政府が警察内の問題に取り組む姿勢が評価されたとみている。一方で、議論を引き起こしている新刑法の可決や、雇用創出法の代替政令の発行は、支持率にあまり影響を与えなかった。