運輸省は1月28日、公式ホームページで国鉄クレタ・アピ(KAI)が2月からジャカルターバンドン線、バンドンースラバヤ線で、パノラマ車両「パノラミック車両」を正式に導入すると明らかにした。
国内初のこのパノラマ車両では、乗客は大きな窓から外の景色を楽しむことができ、また前方から後方まで続くガラス張りの屋根は自動で開閉する。昨年12月24日にジャカルタージョグジャカルタ間で試験運転が実施され、運賃は35万ルピア(ジャカルターバンドン間)および112万ルピア(バンドンージョグジャカルタ間)に設定された。チケットはKAIの公式ウェブサイトやKAI Accessアプリケーションなどから購入可能。
ブディ運輸相は「道中の景色も楽しめるので、いつもと違う感覚を味わえる。アメリカや日本、スイスなどでもパノラマ車両は運行されているが、遠く海外まで行く必要はない」とコメントしている。