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1月インフレ率、5.28%に低下

(c) TheJakartaPost

2023年1月の消費者物価指数(CPI)の伸び率(インフレ率)が5.28%となり、12月の5.51%から縮小した。中央銀行の金利政策において事実上の指標となっているコアインフレ率は、1月に3.27%を記録し、12月の3.36%からわずかに縮小した。

コアインフレ率については目標範囲である2~4%に収まっているが、総合インフレ率は目標をはるかに上回る。中央銀行は、23年下半期には総合インフレ率も目標範囲の2~4%に戻るだろうと予測している。

インドネシアのインフレ率は、政府が昨年9月にいくつかの燃料価格を引き上げて以来、急激に上昇している。政府が管理する燃料価格は12月に前年比13.3%拡大した。この指数が、1月には前年比12.2%に落ち着いた。
また、食品については赤唐辛子とバーズアイ唐辛子の価格がそれぞれ前月よりも10.9%、17.8%上昇した。次いで、米の価格が前月よりも2.3%上昇した。