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また催涙ガス使用 警察がサッカーサポーターへ

(c) TheJakartaPost

警察がサッカーサポーターに対して再び催涙ガスを使用し、問題となっている。

事件は2月17日に中部ジャワ州ジャティディリ・スタジアムで行われたPSISスマラン対ペルシス・ソロの無観客試合で発生した。チケットは完売したものの、警察は安全上の懸念から、前日に急遽、無観客試合へと変更した。この決定がホームのPSISスマランのサポーターの不満を買い、試合当日スタジアムの外に集まったサポーターと警察の間で衝突が起こった。サポーターは警察に石を投げ、それに対し警察が催涙ガスと放水銃を使用したと地元メディアは伝えている。

催涙ガスの使用は、FIFAがスタジアム内で群衆の統制のために使用することを禁止しているほか、昨年インドネシアのサッカースタジアムで数百人が死亡した大惨事の引き金となったのが、警察による催涙ガスの過剰かつ無差別な使用だと結論付けられている。