グーグル・インドネシアはこのほど、2022年に「電動自転車」「電動バイク」「ハイブリッド車」などのキーワードが前の年よりも2倍以上多く検索され、インドネシアで排気ガスの発生が少ない移動手段への関心が高まっていると発表した。
検索データによると、関連するキーワードのうち最も急増したのは「電動自転車（インドネシア語の検索ワードはsepeda listrik）」で、前年よりも110％多く検索された。次いで「電動バイク（同じく、motor listrik）」と「ハイブリッド車（同じく、mobil Hybrid）」は、ちょうど100％増加した。「電気自動車（同じく、mobil listrik）」は80％増加し、インドネシアの消費者が排気ガスの発生が少ない持続可能な乗り物を探していることを示唆した。さらに、公共のEV充電ステーションの検索も90％増加したという。
合わせて、自動車やバイクの代替手段である「MRT」「バスウェイ」「電車」といった公共交通機関の検索数も、前年に比べ60％から70％増加した。
同社はこれらのキーワードの上昇傾向がみられた背景のひとつに、昨年の燃料価格の高騰があると考えている。排気ガスが少ない持続可能な移動手段を選択することは、ガソリンなどの燃料価格高騰の影響を受けた支出を最適化するのに役立つと多くの人が考えた結果、キーワードの上昇という形で示されたと述べられている。
