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観光客から315億ルピアの寄付を計画 バリ島

(c) TheJakartaPost

バリ州政府は観光客から寄付を集める州独自のプログラム「We Love Bali」を通して、2023年中に315億ルピアの寄付を獲得することを目指している。寄付金は島の文化や環境の保全に充てられる見込み。

バリ州政府は2019年に外国人観光客に対し10ドルの税金を課す計画を立てていたが、法的な理由もあり実施を取り止めていた。後に、任意の寄付という形で島の保全のための資金を募ることが決定した。

「We Love Bali」プログラムでは、専用のバーコードがバリ島内の多くのホテルや交通機関、レストラン、公共エリアなどに設置されており、ここから直接寄付を行うことができる。観光産業業者の役割は、観光客にプログラムを紹介するのみであり、負担が少ない。

州政府は今年バリを訪れる450万人の観光客のうち5%が寄付をすると仮定し、315億ルピアの寄付金収入を見込んでいる。