小売チェーンのマタハリはこのほど、2022年に純利益が51.5%増加し、コロナ前をわずかに上回る1兆3800億ルピアの利益を記録したと発表した。
昨年は新規で10店舗をオープンしたことに加え、レバラン、クリスマス、新学期の好調な売上に支えられ、売上高は20.7%増加した。
今年は最大15店舗をオープンする計画で、うち7店舗は4月下旬のレバランまでに稼働する予定。また、アッパーミドル層をターゲットにした新ブランド「Suko」を立ち上げ、レバランまでにポップアップストアを3〜4店オープンさせる計画である。
調査会社によると、マタハリの成長要因は公共交通機関と個人消費の増加によるものだという。また、従来の店舗からデジタルへのブランド転換に成功したことで、燃料価格高騰のなかで人々の需要に適用できたことも大きいとした。