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西ジャワでジフテリア発生 7人死亡

(c) TheJakartaPost

西ジャワ州ガルト県はこのほど、住民7人がジフテリアで死亡した疑いがあるとして管轄内でジフテリアの「異常発生」を宣言した。保健省は、新型コロナウイルス感染症の流行によりジフテリアの予防接種率が低くなったことが発生の引き金であるとした。

ジフテリアは、原因となる細菌が引き起こす深刻な感染症で、鼻や喉の粘膜に感染し呼吸困難や心拍障害などを引き起こし、最悪の場合は死に至る。
ガルト保健局によると、4週間前に初めてのジフテリア患者がみつかり、これまでに5人の陽性患者を確認しており、そのほとんどが子供だという。死亡した7人がジフテリアによるものなのかは確認中である。

保健省によると、インドネシアではジフテリア、百日咳、破傷風、B型肝炎、肺炎、髄膜炎に対するDTP-HB-Hibワクチンの接種率は、2019年から2021年にかけて96.5%から79.7%に低下した。