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シンガポールで鶏不足 政府が輸出を協議

(c) TheJakartaPost

シンガポール食品庁はこのほど、鶏肉の輸入元となり得るインドネシアと、認定に向け緊密に連携していると明らかにした。

シンガポールの屋台やレストランでは、マレーシアの鶏肉輸出禁止を受けて、国民食であるチキンライスの価格が高騰している。一部の高級鶏の輸出停止は解除されたものの、シンガポールが輸入している種類は輸出禁止が継続中だ。

インドネシアでは1週間あたり5500万から6000万羽の鶏を生産しており、国内消費後の余剰分は約15〜20%ある。月360万羽から400万羽の需要が見込まれるシンガポールへの輸出はインドネシアにとっても嬉しい話である。

シンガポールは国内の屠畜場を稼働させるため、生きた鶏の輸入を希望している。一方、インドネシアは生きた鶏を出荷する経験がない。今後2週間程度で出荷調整が完了し輸出が実現すればいいものの、何カ月もかかるようであればこのチャンスを逃してしまうだろう。