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バリ島ニュピの日、ラマダン前日と重なる

(c) TheJakartaPost

バリ島では3月22日にヒンドゥー教の「ニュピ」を迎えた。今年はイスラム教の「ラマダン(断食月)」の始まりに行うタラウィー礼拝の初回と日程が重なった。

ニュピの日は、火を使わない・仕事をしない・家庭の敷地外に出るのをやめる・娯楽を楽しむのをやめるという4つの禁止事項がある。このため、バリ島の全ての空港や港では、22日午前6時から23日午前6時まで、24時間入国が停止されたり、緊急サービス以外の車両の通行も禁止された。ホテルは最小限の照明しか点けられず、観光客は敷地内で過ごすことが求められた。

また、今年はラマダン期間中の夜の礼拝と朝の礼拝の間に行うタラウィー礼拝の初回が、ニュピの日と重なった。バリ島に住むイスラム教徒は、徒歩で最寄りのモスクへ行き、拡声器を使わず、照明を制限して礼拝を行うことが許可された。家の近くにモスクがない場合は、それぞれの家で礼拝を行うよう推奨された。