電子商取引(Eコマース)大手ブカラパックはこのほど、同社の2022年決算で1兆9000億ルピア(約12億米ドル)の純利益を確保したと明らかにした。
2022年決算の純利益は同年第1四半期(1~3月)の好調な業績を受けたもの。第1四半期は14兆5000億ルピアを純利益として確保していた。しかし、第2四半期(4~6月)以降は3期連続で赤字となり、この3四半期の純損失額は計12兆5000億ルピアだった。
ブカラパックは2022年1月にはAllo Bankに1兆1900億ルピアを投資し、同銀行株の11.49%を取得した。同年4月までにAllo Bankの株価は1株当たり6000ルピアに上昇し、ブカラパックによる購入価格の1株当たり478ルピアから10倍以上に高騰した。ただし、Allo Bankの株価はその後、同1500ルピアまで落ち込み、ブカラパックの未実現利益は縮小した。