スラウェシ島初となるマカッサル・パレパレ鉄道が、3月29日についに正式に開通した。ジョコ・ウィドド大統領が現地にて開通を宣言した。
南スラウェシ州のマカッサル・パレパレ鉄道は総延長157.7キロで、そのうち142キロが本線、15.7キロがガロンコン港やトナサセメント工場とつながる側線である。現在までに118キロの路線が建設され、そのうちマロス駅からバル駅までの90キロの区間には10ヵ所の駅が設置されている。この路線ではINKAの国産の電気式ディーゼル鉄道車両が使用される。1時間に90キロの走行が可能で、マカッサルからパレパレまでの所要時間を3時間から1時間半に短縮する。建設投資額は9兆2800億ルピア。
ジョコウィ大統領は、いずれはマカッサルからマナドまで拡張したいとコメントした。