インドネシアは2023年第1四半期(1~3月)の財政収支で、128兆5000億ルピア(約86億5000万米ドル)の黒字を確保したと明らかにした。これは国内総生産(GDP)の0.61%を占める。
第1四半期の財政黒字は、前年同期の11兆1000億ルピアから10倍以上に拡大した。
歳入は第1四半期に647兆2000億ルピアとなり、前年同期から29%増加した。歳出は518兆7000億ルピアで、前年同期からの伸び率は5.7%だった。歳入の伸びは税収が433兆2000億ルピアとなり、前年同期から33%超の伸びを見せた。
税収全体の半分を占める製造部門と貿易からの税収の伸び率は前年の水準から鈍化したものの、第1四半期はすべての部門で税収が増えた。