汚職撲滅委員会(KPK)は4月14日、最先端技術を活用した「バンドンスマートシティ」の都市開発プロジェクトに関わる収賄容疑で、西ジャワ州バンドン市のヤナ・マウナラ市長、ダダン・ダルマワン運輸局長、インターネットサービスプロバイダーCitra Jelajah.Informatika(CIFO)のソニ・スティアディ最高経営責任者(CEO)、セキュリティ管理会社のマネージャーら合わせて6人を逮捕した。
マウラナ容疑者とダダン容疑者は、運輸局や情報・通信局に設置する監視カメラの購入をめぐり、セキュリティ管理会社に便宜を図ったり、運輸局のインターネットサービスをCIFOが管理するよう条件付けるなどして、ソニ容疑者らから賄賂を受け取ったとみられる。
また、今年1月に容疑者らは家族も帯同させ、管理会社が費用を負担したタイ旅行をしていたことも判明している。KPKは、購入品の高級ブランドの靴を証拠として押収している。